あえて屋号を持たず、作家 木場 佑一として独立し工房を構えたのが2005年。
あれから20年経った今も、ものづくりという表現の場に立たせていただけていること、
有難うございます。
独立してしばらくは十分な仕事を得られず、生業として続けることが難しい状況が続きました。
ただ謎の自信だけは持っていて、当時集塵機が無かった工房で木屑にまみれ「見とけよ…、見とけよ…!」といつも1人取り憑かれたようにブツブツ呟いては空中を睨み付けるとういのが日常でした。
あの頃を知る友人に久しぶりに会うと、だいたい「顔が穏やかになったね」
と言われるので、だいぶ追い込まれていたんだなと思わされます。
ただ、必死になれたあの殺気立った時代はある意味輝けた瞬間でした。
…と、そんな節目の20年と仕事納めが重なってちょっと感傷的になってしまいましたが。
来年、2026年も穏やかに真っ直ぐに自然に。
それでは皆さま良いお年をお迎えください。
木場 佑一

